ゾウを守るクラファン

ご支援はこちらから:クラファンサイト「For Good」YukaonSafari

セカンドゴールに挑戦中!「幻のライオンを守るための保護活動」

ナミビアの砂漠に生息する幻のライオン、デザートライオン!

現状世界にわずか150頭くらいしか残っていない砂漠を生き抜くライオンたちの存在。
しかしいま気候変動の影響で危機的状況に。彼らが棲むエリアは9年間干ばつがつづき、結果、獲物となる草食動物の数は減少。そこで同じ地域に暮らすヒンバ族が放牧している牛やヤギを狙うように。ヒンバ族も自分たちの生活を守るためライオンを殺すしかない。。。

どちらの命も守るため、幻のライオンにGPSを付けてモニタリングする保護活動が今現地では求められています。ライオンが集落に近づいていたら、事前に村に警告を送ることが可能になり、レンジャーもすぐにかけつけることができ、お互いを守ることが出来るのです。さらに支援金が集まったら、山羊を守るヤギ小屋の改良も行いたいと考えています!
詳しくはこちらから クラファンサイト「For Good」YukaonSafari

Photo Credit: Thomas Retterath

こんにちは!サファリガイドの太田ゆかです!

南アフリカ共和国のグレータークルーガー国立公園でサファリガイドとして活動しています。
私の幼い頃からの夢は「動物を守ること」 それを実現するために、20歳の時に一人南アフリカに移住しました。現地の訓練学校に通い、無事に南アフリカ政府公認のサファリガイドの資格を取得し、これまで7年間サバンナの中で暮らしてきました。

現地に来なければ知ることのなかった現実。。今本当に求められている保護活動。。
綺麗事では片付かない現状をたくさん目の当たりにしてきました。

いま人と自然の共生のために、みなさんと実現したい保護活動があります。

今回は私が現地で見てきた、アフリカゾウと地域住民が直面している危機についてお話させていただきます。距離的にも文化的にも遠く感じられるアフリカかもしれませんが、このクラファンを通して少しでもサバンナの動物たちを身近に感じていただけたら嬉しいです。

アフリカゾウが直面する問題 『生息地の減少』

動物園でもお馴染みのゾウさんですが、自然界では生態系を形作る大切な役割を果たしています。
しかしいま彼らは危機的状況におかれています。

最大の課題は「生息地の減少」です。
アフリカの人口は世界トップクラスの勢いで増え続け、これまで生息地となっていた地域は農地や鉱業地帯として開発されてきました。

私が暮らすクルーガーでも、数年前に保護エリアの一部がとある企業によってオレンジ農地へと開発され、論争が起きたことがありました。こうして生産されたこの企業のフルーツの主な輸出先は日本やヨーロッパ、中東です。
南アフリカのサバンナで巻き起こっている論争も、日本と無関係とは言っていられないのです。

行き場を失ったアフリカゾウ

生息地が奪われ、分断されてしまった今、行き場を失ったゾウは、限られたエリアの中で増え続けています。

本来であれば、生態系のバランスを保ってくれるはずのゾウですが、特定のエリアで増え過ぎてしまうと、植生に壊滅的な影響をもたらしてしまいます。2万頭のゾウが毎日150kgもの植物を食べることを想像してみてください。生態系全体への影響が心配されています。

生息地が減少した今、現地では人と野生動物が隣り合わせの生活をしています。行き場を失ったアフリカゾウが保護区をでて人の住む村や畑に入ってしまう事件が増えてきています。家族を養うための大切な作物が荒らされたり、ゾウに襲われ命を落とす住民もいます。

一方で村に入ってきたゾウは獣害とみなされ、射殺されてしまうことがあります。
罪のない命がたくさん犠牲になってしまっているのです。

広大な自然や野生動物の生息環境を守りたいと思った時に、人間の生活と切り離して考えることはもはやできません。
経済成長、地域住民の生活、環境保護、すべての側面にバランスよく向き合っていかなくてはなりません。

Photo by Maurice Schutgens, accessed via Elephants Alive

クラファンで実現したい 『GPSをつかった保護活動』

現在解決の鍵を握っているのではと注目を集めているのが、GPS装置をつかったモニタリングです。GPS機能のついた装置を特定のゾウにつけることで、彼らの移動パターンを理解することができるようになります。

ゾウが保護区から出てしまう前に事前に気づくことができるようになり、保護区を抜け出してしまう前に、ヘリコプターを飛ばして空から保護区の奥へ追い返したり、地域住民に事前に注意喚起を行うこともできるようになります。
また万が一保護区から出てしまっても、GPSさえ付いていれば、すぐに居場所が分かるので迅速にレスキュープランを立てることができます。

ゾウにGPSをつける活動は、パイロットや獣医のプロの技量と、たくさんの人手の捜索活動が必要となる、かなりコストのかかる大掛かりな保護活動です。陸上最大級の野生動物を相手にした活動。ゾウの命もスタッフ私たちの安全も守るために、油断は許されない現場です。

保護活動に日本からオンラインで参加!

そんな緊張感の溢れる保護活動の一部始終を生配信します。

YouTube生配信で、みなさんのコメントやご質問に日本語でお答えしながら、保護活動を進めます。捜索シーンから、麻酔、GPSの装着、そしてゾウが目覚め野生の中に消えていく姿を見届けるまで、日本からリアルタイムで繋がり見守っていただけたら嬉しいです。

リターンは他にも、バーチャルサファリや、ポストカード、野生のゾウとサバンナからお送りするプライベートビデオレターなどなど、さまざまなリターンをご用意しております✨

ご支援くださるスポンサー様が決まった際には、こちらからもご紹介させていただきます!

最後に

最後まで読んでくださりありがとうございます!

今の私の夢は一生サバンナで保護活動に携わっていくことです。
私だからこそ貢献できる方法で、日本人サファリガイドとして環境保護を行なっていきたいと考えています。
ぜひみなさんのお力を貸していただけたら嬉しいです。

人間も生態系の一部として、動物たちと共に暮らせる世界を目指しましょう!

ご支援はこちらから:クラファンサイト「For Good」YukaonSafari